






日本画の画材を使って絵を製作する鬼頭祈さんの初めての作絵絵本。
鬼頭さんの絵によく登場する「こびと」を主人公に、こびととリスが旅をして、出会ったものをおうちに変えていきます。
「こびととりすがたびをしています。
どんぐち、つみき、いちご,,,
ふたりがいくところには、たのしいおうちが
たくさんできるのです。」
子供心に空想したような楽しい家が、
次々と立ち現れます。
昔の素朴絵のような趣で、
横長に進む絵本は、絵巻物を見ているようです。
ぜひ手にとってご覧ください。
2019年9月10日 初版
鬼頭祈:日本画の技法を活かし、小人や苺をモチーフにした現代的な絵画を製作する画家として国内外で作品を発表する。
またイラストレーターとして、広告・アニメコラボグッズ・絵本制作など多岐にわたり活動。
https://www.inorikito.jp/