「ぼくはおまわりさん。わるいやつをつかまえて、ろうやにいれる。」
どうしてパンをぬすんだの?
どうしてそうげんに火をはなったの?
どうしてひどい言葉で人を傷つけるの?
「ろうやではんせいしなさい!」
張り切ったおまわりさんは、いろんなものを逮捕してどんどん牢屋に入れていきます。やがて、音や色もたいほして、ろうやで混じり合った世界は...。
溢れんばかりの生き物、音、出来事を飲み込んだものは、どのような世界に変わっていくのか。ミュージシャン:マヒトゥ・ザ・ピーポーの言葉から紡ぎ出された世界を、荒井良二さんの絵筆が描き出した1冊。
2023年2月初版(ミシマ社)
size:303x214mm
32ページ
カバー無し、本体のみ。
*サイン本ではありません。
*クリックポストという厚さ3cm、重さ1kgまでの発送方法となります。絵本は合計2冊まで同封可能です。手ぬぐい、ポストカードやクリアファイルなど薄いものなら一緒に送れます。オーバーする場合、追加の送料がかかります。
マヒトゥ・ザ・ピーポー:http://mahitothepeople.com/
2009年バンドGEZANを大阪にて結成。作詞作曲ボーカル活動開始。歌を軸にしたソロ活動の他、青葉市子とのユニット活動、他のミュージシャンへの楽曲提供や、映画やCM音楽の製作など活動は多岐に渡る。著書に『銀河で一番静かな革命』『ひかりぼっち』。
荒井良二:http://blog.ryoji-arai.com/
山形県出身。『たいようオルガン』でJBBY賞、『あさになったのでまどをあけますよ』産経児童出版文化賞大賞受賞。2005年にはスウェーデンの児童少年文学賞であるアストリッドリンドグレーン記念文学賞を受賞するなど、国内外で高い評価を得る。2018年まで山形ビエンナーレの芸術監督を務め、展示ではレコードを発売するなど幅広く活躍する。