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共産党統治下のチェコスロヴァキア(現チェコ共和国)に生まれ、自由を求めてアメリカに亡命した絵本作家ピーター・シスの画業をまとめた大展覧会の図録となる1冊。世に送り出した絵本は30冊近く、アンデルセン賞など数々の受賞をし、ファンも多い作家です。
シリアスな面とユーモアを同時に描き出す作家の絵は、緻密で面白く魅力的です。2021年9-11月には練馬区美術館で展示があり、2023年に伊丹市立美術館での大展覧会が予定されています。
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2011年10月初版(国書刊行会)
ピーター・シス:旧チェコスロバキアのブルノ生まれ。プラハの美術工芸学校とロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アートで学び、1982年アメリカに移住。以来、新聞、雑誌、書籍の他にアニメーション映画の分野で幅広く活躍。日本で翻訳されている絵本に『星の使者』『三つの金の鍵』『マドレンカ』など。