







「列車に乗って、それは特急でなく各駅停車の旅で、行先も決めずに出掛けていくような旅が自分には合っている。」
ぶらりぶらりと歩いてみては、美味しいものを見つけたり、寄り道でふと出会う光景を楽しんだり、画家から見た景色は、なんと豊かで鮮やかな日常であることかと、驚くような随筆を、編集者の手により編んで1冊の本になりました。
福岡から上京し、東京へと旅立った若き日の光景から、仕事をして知遇を得た人々との関わり、思い起こす記憶の風景。味わい深く、お酒を飲みながら、または風呂上がりにそっと開きたくなる1冊です。
2023年11月 初版発行/亜紀書房
256ページ
*サイン入り
*クリックポストで送ります。3cmの厚さ制限がありますので、絵本は合計2冊まで同封可能です。本1冊+手ぬぐい・ハンカチ・クリアファイルなどとも同封可能です。厚さがオーバーする注文内容の場合、追加の送料をいただくことになりますので、ご注意くださいませ。
牧野伊三夫:画家。
福岡県出身。多摩美術大学卒。美術同人誌『四月と十月』同人。全国のギャラリーで個展を開催。食や旅、銭湯など暮らしの楽しみを題材にした著述も多数。著作に『僕は、太陽をのむ』(港の人)『かぼちゃを塩で煮る』(幻冬舎)『牧野伊三夫イラストレーションの仕事と体験記1987-2019』(誠文堂新光社)など。