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2020年3月~6月にかけて、岡﨑乾二郎はアトリエに篭り、138点の作品を集中的に制作。その一部は、豊田市美術館、東京国立近代美術館ほかで順次公開されますが、全貌が一挙に見渡せるのはこの画集のみとなります。
「絵画を類的存在として考えれば、絵画はどれも絵画であることにおいて同じ、とみなされもしよう。であれば、個々の絵画をなお制作しなければならない切実な動機も失われてしまう。人間という類に人という存在を還元してしまうと、個々の生のかけがえなさが失われてしまうのと同じである。」
2020年10月初版(ナナロク社)
著者:岡﨑乾二郎
寄稿:ぱくきょんみ、中村麗
刊行:urizen
仕様:A4サイズ/上製/布張/表紙箔押し
作品収録数138点/本文オールカラー
*こちらは厚みがあるので1冊のみ、レターパック600に入ります。
*葉書やハンカチなど薄いものでしたら同封可能です。厚みがオーバーする場合は追加料金をいただきます。
岡﨑乾二郎:https://kenjirookazaki.com/jpn/
造形作家、批評家。1982年パリ・ビエンナーレ招聘以来、数多くの国際展に出品。2019〜20年には豊田市美術館で大規模な個展「視覚のカイソウ」が開催される。
主著に『絵画の素 TOPICA PICTUS』(岩波書店 2022年)、『感覚のエデン(岡崎乾二郎批評選集 vol.1)』(亜紀書房 2021年)、『抽象の力 近代芸術の解析』(亜紀書房 2018年)、『ルネサンス 経験の条件』(文春学藝ライブラリー、文藝春秋 2014年)、『ぽぱーぺ ぽぴぱっぷ』(絵本、谷川俊太郎との共著、クレヨンハウス 2004年)。作品集に『TOPICA PICTUS』(urizen 2020年)、『視覚のカイソウ』(ナナロク社 2020年)。