一人の女の子は考えました。「しぬのはいやだな。」
それを考えて歌にしてみました。「わたしはしなないおんなのこ♪」すると、台所に来ていたネズミがそれを聞いていて、同じように歌い出しました。するとネズミの子、猫、ノミ、鰻へと歌は広がっていきます。時をこえて伝わる歌の行き先は...。
作家・漫画家として人気の小林エリカさんの初絵本となる今作は、「死」をテーマとした「闇は光の母」シリーズの1冊となります。巻末にある「アンネ・フランク」への言及とともにぜひご一読ください。
「死」とは何か、はひいては私達の過ごす「生」への考えを照らしてくれるものでもあります。美しく明るく澄んだ、ほがらかな人生の一時の輝きを絵本で見ることができます。
2021年8月初版(岩崎書店)
size:283x223mm
32ページ
*イラストサイン入り
*お一人様1冊までとさせていだきます。
*クリックポストという厚さ3cm、重さ1kgまでの発送方法となります。絵本は合計2冊まで同封可能です。手ぬぐい、ポストカードやクリアファイルなど薄いものなら一緒に送れます。オーバーする場合、追加の送料がかかります。
小林エリカ:https://erikakobayashi.com/
作家、漫画家。小説に『マダム・キュリーと朝食を』など多数発表。アンネ・フランクと実父の日記をモチーフにしたノンフィクション『親愛なるキティーたちへ』、コミック『光の子ども 1.2.3』など。訳書に『アンネのこと、すべて』
両親は著名なシャーロッキアンであり、幼少時からたくさんの書物に囲まれて暮らす。