






クレパスで美味しそうな食べものや、風景などを描く画家マメイケダさんの初めての絵本『おなかがへった』(WAVE出版)
主人公は4人家族の男の子、朝ごはんや休日の食事、学校や海での食事で描かれる「いただきます」の光景。
マメさんの描く食べものは、画家の体の記憶と直結していて、「あぁ美味しかった」という気持ちがにじみ出ています。そうして見る側の思い出にも繋がっていき、読者である私たちも「美味しかった」記憶を呼び覚まされます。
目玉焼きを食べた朝のこと、山で食べたおにぎりのこと、いつか食べたいものまで。クレパスという、子供の頃に触った柔らかな質感が風景をより懐かしい気持ちにさせるのかもしれません。
絵本を読んだあとに、きっとご飯が食べたくなる、おなかがへる絵本の新定番です。
*サイン入り、サインは数種類ありますが選べません。
*発送は追跡番号付きのクリックポスト(ポスト投函、厚さ3cmまで)になります。絵本は2冊まで同封可能です。ポストカードや薄いものと同封は可能です。厚さオーバーとなる場合は追加の送料をお願いします。
2019年6月 初版(WAVE出版)
2022年2刷(WAVE出版)
32ページ
size:297x210mm
マメイケダ:画家、イラストレーター
総菜屋、ギャラリーでのアルバイト等をしながら、独学で絵を描き始める。クレパスを使って、力強い素朴な食べ物の絵や風景画を描く。
主な書籍に、絵本『おなかがへった』(WAVE出版)、リトルプレスの作品集『ふうけい』(itohen press)『味がある』(誠光社)がある。近年、小説や随筆の装画でも活躍。(『日々ごはん3』高山なおみ、『東京近江寮食堂』渡辺淳子の表紙絵など)
https://www.mameikeda.com/