







「これはちいさなトガリネズミです...」から始まる小さな主人公の暮らしを描いた絵童話。「トガリネズミのいちにち」「トガリネズミのあこがれ」「トガリネズミのともだち」3篇のお話から、日々の暮らしの中にある楽しみや、あたたかな気持ちを見つけることが出来ます。
みやこしさんの絵物語には、人間と小さな生き物がごく自然に同等に描かれます。主人公やその相手に、ある場面での自分や誰かを見つけるような気持ちになって、わくわくしたり、どきどきしたり、物語にぐっと気持ちが入り込みます。この3篇の物語も身近にいる誰かを思い出すかもしれません。どうぞ愛らしいトガリネズミの暮らしをそっとのぞいてください。
「10年ほどまえに南ドイツの友人をたずねたとき、散歩中に森でトガリネズミを見かけました。その繊細で美しい毛並みがずっと忘れられず、この本ができました。」(みやこし談)
*2023年6月頃原画展を予定しています。
2022年11月初版(偕成社)
71ページ
size:210x160mm
*みやこしさんのサイン入り
*お一人さま1冊までとさせていただきます。
*本は合計2冊まで一緒に同封できます。手ぬぐいやハンカチも同封可能です。クリックポストで送りますので、3cmを越えるともう1通分の追加送料をご請求いたします。
みやこしあきこ:http://miyakoshiakiko.com/
武蔵野美術大学卒業。在学中から絵本を描きはじめ、2009年に『たいふうがくる』で「ニッサン童話と絵本のグランプリ」大賞を受賞しデビュー。2012年『もりのおくのおちゃかいへ』で日本絵本賞大賞を受賞。数々の言語に翻訳出版されている『よるのかえりみち』はボローニャ・ラガッツィ賞(2016年フィクション部門Special Mention)受賞後、ニューヨークタイムズ&ニューヨーク公共図書館The Best Illustrated Children’s Books of 2017、ミュンヘン国際児童図書館The White Ravens 2016に選ばれるなど、海外からの評価も高い。