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山形ビエンナーレにて製作された書籍『あっちの耳 こっちの目』が新装版となり、小冊子6冊を収めた箱入りとなりました。この本は山形に暮らす人々が野生動物と出会った話を集めた物語集でもあり、動物側から見た物語をミロコマチコさんが作った童話集でもあります。
狩猟が減り、野生動物も住環境の変化で、人前に姿を現す機会が増えています。街に降りてきた動物たちは、どのように人間を見たのでしょうか?
市民から集まった話をもとに、
1,人間から見た野生動物と出会った話
2,野生動物から見た人間をミロコさんが創作した物語
3,2つの物語を絵物語として装飾した山車
が展示会場で発表され、その内容をまとめたのがこちらの冊子になります。
掲載されているのは、
・カモシカのおはなし
・クマのおはなし
・ウサギのおはなし
・とりのおはなし
・ヘビのおはなし
・コウモリのおはなし
の6話がそれぞれジャバラ式の冊子となっています。
大きな横長の画面を折りたたんでつながった一枚の絵物語です。裏表それぞれに「人間から見た」野生動物の話(実話)、「動物から見た」人間の話(創作童話)が掲載されています。
ミロコさんの作品集としても、山形の物語集としても楽しめる内容となっています。
*ミロコマチコさんのサインとイラスト(6種類の動物のどれか)が入っています。動物の絵は選べません。
*レターパック520にて1組を送る形にします。厚めのボックスタイプなので、他の本との同封は難しいです。2つほしい方は、2回にわけてお求めください。
2022年8月初版(カノア)
size:
外箱 201x297x16mm
冊子(6冊ジャバラ式、畳んだ状態) 128x166mm
ペーパー(1枚、四つ折り) 520x336mm
ミロコマチコ::http://www.mirocomachiko.com/
画家、絵本作家。生きものの姿を伸びやかに描き、国内外で個展を開催。絵本『オレときいろ』で金のりんご賞、『てつぞうはね』で講談社出版文化絵本賞を受賞。2019年奄美大島に家族と猫と移住。奄美での暮らしを現在『暮らしの手帖』に連載。2021年から美術館での大規模展覧会『いきものたちはわたしのかがみ』がスタート、今後国内各地を巡回する。