探検家である 角幡唯介の著作『アグルーカの行方』にある、北極圏での実話をもとにした絵本。
長い間、氷の世界を旅していた私が出会った生きものは、ジャコウウシの群れだった。寒さと空腹を抱えて、じりじりと動物に近づいていくと...。
角幡さんの文に、阿部海太さんがモノクロームの世界を演出し、描き出していく、厳しい自然での掟、命の重み。圧巻の絵の中に、見えてくるもの、感じる衝撃。
「死」をテーマとした「闇は光の母」シリーズの1冊となります。「死」とは何か、はひいては私達の過ごす「生」への考えを照らしてくれるものでもあります。
2022年1月初版(岩崎書店)
size:283x223mm
32ページ
*イラストサイン入りポストカード付き
*お一人様1冊までとさせていだきます。
*クリックポストという厚さ3cm、重さ1kgまでの発送方法となります。絵本は合計2冊まで同封可能です。手ぬぐい、ポストカードやクリアファイルなど薄いものなら一緒に送れます。オーバーする場合、追加の送料がかかります。
角幡唯介:https://twitter.com/kakuhatayusuke
作家、探検家。近年は北極圏で長期に渡る犬橇狩猟旅行を続けている。著書に『空白の行方』『アグルーカの行方』『漂流』など多数。現在も北極圏にて活動中で、活動の記録をtwitterで見ることができる。
阿部海太:http://kaita-abe.com/
画家、絵本作家。大学卒業後、ドイツ、メキシコに渡る。帰国後、神話や根源的なモチーフをテーマに絵画を発表。絵本に『みち』『みずのこどもたち』『めざめる』など制作。