





わたりむつこさんが語る「こうさぎ」たちのシリーズ、春の1冊です。
出久根さんが、好奇心いっぱいのこうさぎ4匹を愛らしく、魅力的に描き出し、美しい秋の景色の中に物語が広がります。
今日は末っ子のこみみの誕生日。おばあちゃんがケーキを焼いてくれるはずでしたが、足の怪我をしてしまったので、4匹はお見舞いに出かけます。元気になってほしいこうさぎたち、おばあちゃんは「もりのおとがきけたら、げんきになるかしら」と言います。張り切って、もりのおとを探しに出かけると...。
出久根さんの描くこうさぎたちの表情や動き、美しい風景にため息の出るような絵物語が広がります。
*クリックポストという厚さ3cm、重さ1kgまでの発送方法となります。絵本は合計2冊まで同封可能です。手ぬぐい、ポストカードやクリアファイルなど薄いものなら一緒に送れます。オーバーする場合、追加の送料がかかります。
2010年4月 初版(のら書店)
2019年2月 7刷
size:260x210mm
40P
わたりむつこ:絵本作家、児童文学作家。児童図書編集に携わった後に創作に転ずる。結婚してアラスカに2年居住し、1971年に「アラスカの七つ星」でデビュー。「もりのおとぶくろ」で2011年度サンケイ児童出版文化賞ニッポン放送賞を受賞。
出久根育:https://www.instagram.com/iku_dekune/?hl=ja
画家、イラストレーター。現在チェコ在住。『あめふらし』(パロル舎)で2003年BIB(ブラティスラヴァ世界絵本原画展)のグランプリ、『マーシャと白い鳥』(偕成社)で2006年日本絵本賞大賞を受賞。日本で定期的に原画展や個展を開催。幻想的な世界観を持ちつつ、魅力的な表情の動物たちが主人公となる絵本にファンが多い。