






子猫のえびおの誕生日に、おじいちゃんから小包が届きます。
中身は、赤と白のシマシマの浮き輪と手紙。
「プレゼントにうきわをおくります。
とくべつなうきわです。
つぎのまんげつのよるをたのしみにしてください。」
まちにまったまんげつのよる、
うきわをとりだすと。。。
紅白の浮き輪は魔法の浮き輪、
おじいちゃんが迎えに来て、始まる夢のような冒険。
ページを開くと美しい夜の世界へ、
えびおと一緒に心踊る散歩に出かけましょう。
牧野千穂さんの描く猫の表情と
それはそれは美しい夜の世界。
何度でも読み返したくなる冒険譚です。
2011年7月:初版
2020年10月:24刷
*刷りは選べません。
*牧野千穂さんのイラストサイン入り、サインはちょっとずつ違うので選べません。
*こちらの絵本は大判にて、他の本と一緒に送るのが難しいです。
*シールや絵葉書との同封は可能です。
蜂飼耳:詩人、小説家。
詩を中心に、小説・エッセイ・児童文学など幅広い分野で活躍。2000年、詩集『いまにもうるおっていく詩集』で第5回中原中也賞受賞。
牧野千穂:http://www.chiho.cc/e-apparatus/
画家。パステルによる、柔らかな画風で書籍の装画や挿絵を多数描く。絵本に『うきわねこ』(蜂飼耳文/ブロンズ新社)『くうきにんげん』(綾辻行人作/岩崎書店)など。そっと撫でたくなるような柔らかな毛並みの生きものが魅力的な画家。