2017年12月〜2018年1月にかけて開催した、長新太とトムズボックス展を記念して制作した、nowakiオリジナル手拭いです。椋鳩十さんのお話に、長さんが挿絵をつけた、挿絵原画を飾りました。図案も挿絵から、表面は目次の飾りとなった絵柄、裏面は登場するフクロウの下に「ChoShinta+TOMSBOX+nowaki」の文字を入れています。
長さんといえばの、鮮やかなピンク色で染め上げました。
nowakiの手拭いは「注染」(ちゅうせん)という染め方で、手拭いやさんに制作いただいております。「注染」は明治後半に大阪で始まった染色法です。 何枚も重ねた生地の上から染料を注いで染めることから そう呼ばれるようになりました。注ぎ染めや本染めとも呼ばれます。 1枚の布を折り重ねて染めていることから、生地の端に、色むらが出来ることがありますが、手仕事の風合いとして、受けとめていただきたいと思います。どうぞご了承くださいませ。 プリントならば、細かくも出来上がりますが、裏まできれいに染め抜ける「注染」のやり方が、表裏なく使用でき、やわらかな風合いを生むので、当店では好んで、この方法で制作いただいております。お菓子やお酒など手土産を包んだり、銭湯に持って行ったり、年始のご挨拶で贈るにも、おすすめです。 size:横幅 約90cm 縦 約34.5cm