「これは、わたしが1ぴきのこねこに出会ったときの、物語です。」
画家、絵本作家のとりごえさんが体験した実話をもとにしたお話です。ある日家族から「公園に子猫がいた」という話を聞いて、いてもたってもいられず、公園に駆けつけると、1匹の痩せた子猫と出逢います。すぐに動物病院へ連れて行き、様子をみますが...。
ふってわいた子猫との出会いから、人間の気持ちの動きが絵物語として語られます。誰にでもやってくるかもしれないある日をどうぞご一読ください。
小学生から大人まで幅広く読める1冊。
*2006年に刊行された『名なしのこねこ』に新たに挿絵や文章を加えた増補改訂新版となります。
*とりごえまりさんのサインカードが付きます。
2023年10月初版(アリス館)
size:200x153mm
64ページ
とりごえまり: