猫の絵本で人気の町田尚子さんの大規模展覧会が始まりました。その展示図録として、デビュー作から最新作までの絵本の絵、装画、オリジナルの絵の仕事を幅広く収録した画集がこちらの1冊。
*サイン本ではありません。
緻密な描写、大胆な構図をもつ作品で、絵本の中に奥行きのある世界を描き上げて、見る人をぐっと惹き付ける魅力があふれています。
そんな町田さんの座右の銘は、「隙あらば猫」。童話や遠野物語など、一見、猫とは関係のない様々な物語の中でも、よく見ると、脇役として猫を登場させています。絵本の中に描かれた猫たちは、毛並みから仕草まで緻密に表現され、猫と共に暮らす彼女の観察眼の鋭さ、そして猫を慈しむ眼差しが感じられます。
とじ込みとして収録された短編絵本『白木のピョン』も必見です。長年そばにいた愛猫白木の軽やかな躍動をどうぞ御覧ください。
町田尚子絵本原画展「隙きあらば猫」
2022年6月19日〜8月16日 喜多方市美術館
2022年9月10日〜11月6日 尾道市立美術館
2023年、東北と九州へ巡回予定
*サイン本ではありません。
*カバー無しの本です
*他に、本1冊・ハンカチ・DVDなど薄いものと同封は可能です。厚さが3cmを超える場合、追加の送料をいただく場合があります。その際はメールでご連絡いたします。
2022年8月初版
2022年10月2刷
発行:青幻舎
size: A5横
168頁
コデックス製本
ブックデザイン:大島依提亜
町田尚子:絵本作家
https://naokomachida.wixsite.com/index
著作に『ネコヅメのよる』(WAVE 出版)『さくらいろのりゅう』(アリス館)『いるのいないの』『あずきとぎ』(どちらも京極夏彦作、岩崎書店)『おばけにょうぼう』(内田麟太郎文、イーストプレス)『だれのものでもない岩鼻の灯台』(山下明生文、絵本館出版)『たぬきの花よめ道中』(最上一平作、岩崎書店)『なまえのないねこ』(竹下文子文、小峰書店)など。
愛猫家で知られ、絵本に必ず愛猫白木が描かれています。
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