





宮沢賢治の童話を絵本にしたミキハウスのシリーズの1作。
工場で働くオツベルのもとに現れた、気のいい白い象は、なんだかんだと言い含められて、ひどい条件で働かされます。その嘆きが仲間の象たちに届いて...。
荒井良二さんの絵が大画面で、美しくも物悲しい象の物語を、迫力を持った筆致で描き出した絵本。
*大判絵本なので、単品1冊でのご購入をお願いいたします。
2020年8月3刷
天沢退二郎監修/ミキハウス
size:260x250mm
40ページ
荒井良二:http://blog.ryoji-arai.com/
山形県出身。『たいようオルガン』でJBBY賞、『あさになったのでまどをあけますよ』産経児童出版文化賞大賞受賞。2005年にはスウェーデンの児童少年文学賞であるアストリッドリンドグレーン記念文学賞を受賞するなど、国内外で高い評価を得る。2018年まで山形ビエンナーレの芸術監督を務め、展示ではレコードを発売するなど幅広く活躍する。