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こちらは、写真家吉田亮人さんと装丁家矢萩多聞さんの二人で製作した「はたらく」をモチーフにした写真絵本シリーズの第1作。
「はたらく①本屋」(写真吉田亮人・文矢萩多聞)
実在のお店の1日を撮影し、文を添えて、訪れる人ではなく、そこで働く人の様子を伝えています。書店は大阪の長谷川書店水無瀬書店。朝、出勤してシャッターを開けて、本屋の開店から閉店後まで。届いた本を棚に出し、レジを打ち、やることはたくさんあります。
実際に撮影は丸1日で敢行されています。ドキュメンタリーであるこの1冊に、その職業の仕事の流れが見えてきます。
「ぼくらの生活は、だれかの仕事のおかげで成り立っているはずなのに、彼らが日々どんなことを思い、喜び、悲しみ、暮らしているのかあまり知りません。
ふと足をとめて星空を見上げるように、目の前を通り過ぎるいろんな『はたらく』を見つめたい。」ーはたらくシリーズのことばより
多聞さんと吉田さんの二人は、これまでも限定本をいくつか製作していますが。どれもあっというデザインや仕掛けがあり、それが内容とマッチして、本を「持っていたくなるもの」として仕上げてきます。
今回2刷は限定250部で、リソグラフ印刷、ミシン糸綴じで、手作業で少しずつ仕上げられています。
版元:アムブックス(https://tamon.in/)
P24 ソフトカバー 手製本
2刷(限定250部)
size:148x210mm
2021年7月刊行
*入荷数が少ないので、お一人様2冊までとさせていただきます。
他の本と合わせてご購入いただく分にはかまいません。
ご了承くださいませ。
*当店への入荷は30~40番台です。番号はお選びいただけません。