



「猫は、うれしかったことしか覚えていない。」梅干しを飲み込んだ後の苦しさより、転がして遊んだ記憶の方が強いと医者に言われた、石黒由紀子さん宅の猫(コウハイ)を中心に、柴犬(センパイ)も交えての、いとおしい日々。挿絵ではなく、独立した日記のように綴られるミロコさんの絵が、輪をかけて、可笑しさと、あたたかな日常の一コマを描き出します。
猫が好きな人にも、動物を愛する人にも、いつか動物と暮らしたい人にも、たくさんの人へ年齢を問わず、オススメしたいエッセイ集。
size:約19x13cm。
208ページ。